「Gather in ff」福岡集結イベントを開催しました

ご覧いただきありがとうございます。STAY HOME AIRLINES 運航部のtakahappyです。

SHAでは数か月前よりSHAPANetの環境が整い、管制官役、パイロット役の社員がほぼ毎日出勤しSHAの空をにぎわせております。”ATCがとっても苦手”という方にも「ATC特別講座」を開催し、弊社スーパーバイザーのODさんのアドバイスをいただきながら、ATCのイロハを「駅前留学・英会話教室」さながらの講義方法でマスターしていただき、十分オンラインのソラで飛べる状況になってまいりました。

日々の皆さんの努力を試す機会として、ちょっとだけ管制・パイロット双方に負荷をかけたイベントを開催いたしました。

四方八方から福岡に集結!

「Gather in ff」・・・ffとはRJFF、福岡空港のことですが、音楽記号の「フォルテシモ」と掛けまして、新年を勢いよくスタートし、SHAの年間指針である「To the top of your clime」を目指そうという想いでこのイベントを企画しました。

福岡にはほぼ3分ヘッドの到着が待っている!

各航空機は東京、上海、沖縄、ソウルと東西南北から飛来します。各機にはEDCT(出発制御時刻)が設定され、福岡ACA(進入管制区)に一気に押し寄せます。もちろん四方八方からの飛来ですので、レーダーベクターされて福岡空港にきれいに並べられて到着します。

パイロットはいかにATCの指示通りエレガントに飛べるか、管制はチームワークで初期段階から間隔設定を行い、円滑に交通流を作ることができるか。到着の1時間にSHAで努力を続ける社員たちの成果が凝縮する内容となっています。

SHAPANetはマインド重視のルールがあります

今回のイベントはSHA史上最多の5名の管制官役がエントリーしました。超ベテラン、ヘンタイ、クレーバー、新人だけど知識豊富コンビと錚々たるメンツです。

SHAPANetは海外ATCもやっちゃいます!

イベント前ブリーフィングもばっちり意思疎通ができました。そしてSHAPANetにはこんな基本理念があります。

【基本理念】 第3条 SHAPANetは、フライトシミュレーターの運用において、SHA社員が快適にかつ教養の場として航空管制(以下「ATC」という)を管制官役と航空機役で運用するものです。SHA社員間で当該運用時間に求める事柄に合わせ、ATCの精度を柔軟に設定することにより、SHA社員のATCスキルを向上させ、フライトシミュレーターの運用に付加価値を見出し、SHAの魅力を向上させることを基本理念とします。

SHAPANet運用規程より

SHAPANetはATCの精度を柔軟に設定するんです。トラフィックが指示と反する動きをしたら管制はすぐに察知し代替案を考え、最もトレーニングに有効な手段をパイロット、管制相互で見出します。「コントローラーファースト」「パイロットファースト」なんて言葉はありません。「管制官役」という言葉を用いているのは「SHAPANetにofficerはいらないよ」という想いが込められているからです。SHAは初心者にもやさしく、皆であらゆる事象に即応し、心地よく楽しんでいただく環境が整っています。

さあ、はじまりました

見事に四方八方から集結しています!

福岡のバウンダリーに入ってきました。待ち構えるのはレジェンドODさん!ODさんの管制を受けられるのはSHAPANetだけです。みんなうっとり聞きながらヘディングを変えています(笑)

パイロットの雄姿

さいごに

今回はSHA社員のみで15のトラフィック、5名の管制官役、計20名の大イベントになりました。ご参加誠にありがとうございました。

新人パイロットさんも見事に降下計画とレーダーベクターをこなしていました。すばらしい!
そして管制チームの連携で大きなトラブルもなくスムースに誘導できました。そして何よりも時間通りにイベントを終了できたのが最高でしたね!みんなバッチリ飛ばし切った証拠です!

これからもSHAはイベントチームと協力して様々なイベントを企画してまいります。もちろん新たな仲間も大歓迎です。SHAのソラを満喫しましょう!