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【フラシムPC入門】第7回 ATCのコツ

· takahappy

みなさんこんにちは! takahappyです。

ここ2回ほど航空管制の話をさせていただきました。ATCを交えながらフラシムで操縦するのは楽しさ1000%になるんです。皆さんにこの体験をしていただきたいので、ちょっとお小言に聞こえたら申し訳ないのですが、うまくなるコツをお伝えさせてください。

1.どうすればATCがうまくなるの?

フラシマーにとってATCは憧れですよね。エアバンドとかで流暢に英語でやり取りしているATCはかっこいいですよね 。もちろんヴァーチャルの世界でも展開されています。ただ難しいと思いがちの方もいるようです。何点かアドバイスをさせてください。(以下の内容はいずれ慣れてきた時にできていれば、という話です)

◆反射で話せる能 力

ATCはコミュニケーションです。日常会話のように話し、コミュニケーションを確立する必要があります。さらにATCは遭難判定や共用資源である関係上、素早い応答発話が必要です。これは一緒に飛ぶ仲間たちのためにも"MAST"なんで す。

言われたATCに何も答えない。何と言われたかわからないので発話出来ない、はNGです。

私が実践した練習方法は「LiveATC」というスマホアプリを活用することです。これを通勤(または通学)時に聴いて、できれば言っていることを声を出して「オウム返し」するのです。(電車の中でしたら声に出さずに頭の中で話す、でもいいですよ)数日で上昇降下のATC等、LiveATCから聴こえた内容が、ほぼネイティブのスピードで真似でき ます。

数週間続ければ、ほぼ全てのATC内容が理解でき、そして話せるようになります。高度やFIX、方向など、内容のポイントを"反射"で理解できるので、「何を言っていて、何を返せばよいのか」が、頭の中で言葉を紡がなくても発語できます。

いつの間にかLiveATCで管制指示に対して、まるで予知していたかのように返答の言葉が反射で理解でき、パイロットとハモって同時に返答することが出来るようになるでしょう。 この練習法はオススメです!

◆語順に こだわる

管制官役の方は、管制方式基準に則って一字一句、語順も間違えなく発出することがリアル準拠の観点から重要になります。なので、まずは語順を意識することが 大切です。

特に離陸時の「風、滑走路、離陸許可」、着陸時の「滑走路、着陸許可、風」の語順は意識しなくても使い分けられるようにするとよいと思います。 SHAでもリアル管制を目指す方には、この語順はしつこいほど指摘させていただいています。

また、自局コールサインを省略していい場面も理解したいところです。稀に多局コールサインさえ言わない方もいますが、 これでは誰に対するメッセージか分かりません。インシデントの発生源にな っています。

◆会 話のツボを知る

ATCがうまくなるコツは「会話内容のツボを知る」ことです。

Leave STOUT heading 260 vector to EXTIX, descend and maintain 12000, QNH 29.84.

これを言われた時の私の頭の中の回路はこうなっています。

**【**STOUTから260】【12000】【29.84】【EXTIXが誘導の終点ということは うっすら頭にある

こんなもんです!なので、パイロットのリードバックは、

STOUT260, 12000, 29. 84, SHA101.

となります。(管制官と違って省略できます)

これでもいいんです。これが「ツボ」です!このことが管制官にヒアバックされていればコミュニケーション成立です。どの言葉が変動性があり、順守すべき言葉なのかを「反射」で捉えることが出来れば、ATCの習得はもう間近です。

あとは多くの時間オンライン管制を体験することです。SHASHAPANetではゆるーく間違っても怒られないATC体験も可能です。ゆっくり慣れてい くこともできます。

2.管制側が期待すること

オンライン管制を受けるにあたって、パイロットに期待さ れてい る重要なことがあ りま す。

迅速な応答

一番困ってしまうのは、何の返答や意思表示もないことです。言葉に詰まりそうだったら、とにかく、

Standby, SHA101.

くらいは言ってほしいのです。SHAではパイロット側も管制側も3秒以内に何らかの発声をしましょう 、とお伝 えしています。

降下率

最初の頃は意識出来ない項目です。巡航等から降下する場合、管制側は280kt3度パス降下を期待しています。30nm10000ft降下です。280ktで30nmですから約6.5分です。

これを目途に管制側は降下 のざっく りとした計画を立てています。

◆ stand by宣言後放置しないで

これも多々あるのですが、stand byを言って待たせているのですが、何もその後のATCがない、というものです。

こんな時は「CDUとひたすら向き合って修正を試みている」や「訳が分からなくて真っ白になっている」 等、「自分よがり」傾向からATCを疎かにしているようです。
「皆で使っているATC」という意識を持つことによって、飛躍的にATCに寄り添っ た操縦が出来るようになります。例えば 、

Recleared direct TOHME.

が発出された時、どのように操作していますか?いきなりCDU 操作してい ませんか?

まずMCP(FCU)

TOHME方向にheading SEL

機首を動かしてから、

CDU(FCU) にダイレク ト指示を入力

してexcuteする。

というように、先に指示を守るんだという意識があれば、自ずとこのような操作になってきます。 管制側は航 空機側の迅速正確な指示履行を期待しています。

『ATCは一日にしてならず』

ですね。 日々の鍛錬と思いやりが上達の秘訣だと思います。

2026-06-27T02:00:00Z